…………………………
【会場】
アナウンスは遙か5青龍組です♪ かなりスタンダードというか、龍馬さんはこうよね、おにぎり美味しそうね、とか。瞬兄……とか。
ステージは上段なしで、左右に中段があるシンプルなステージ。柱舞台中央の出入り口は、ひだのある布でできた石柱にも見えるオブジェで囲われてできてました。布の裏(か、中)に照明が仕込んであったので、柱が虹色レインボー。くるくる変わる色味が鮮やかでした。
背景代わりに、これもドレープの美しい白い布が重ねてありました。
……改めて書くとかなりシンプルですね。薄紫と黄色のあかりが当たったときは派手派手しく、Promised Rainbowのときは明るく晴れやかに見えたのですが。
【Opening】
■QUESTION
安定の森川さん。少し前に、久しぶりの振り付けだったときは、とまどっていらっしゃる方が多かったけれど、今回はかなりの方が「QUESTION」に参加してて、会場の変な動きがたいそう楽しゅうございました。
久しぶりといえば、ここ最近のスタートはドラマや挨拶始まりが結構あったので、直前アナウンスなし(5分前のみ)でいきなりのこの曲が信じられず(笑)ややとまどう会場……。
何か、今回からステージ上の照明が総LED化している気がするのですが、気のせいですか?
■挨拶
敬称略で。
伊藤、福山、岸雄、日野、石川 阿部、立花、竹本 杉田、森川、成田
が、今回の基本順列です。
久しぶりの、コルダ2アンコ以前の並びです。座長役誰だろ、右端? 否、安心の左端ですよね!?
と、がたぶるしていたら、伊藤さんがオープニングコールの音頭説明をしてくれて、かなりほっとしました。
【アンジェリーク】
■ゲスト(音声のみ):蛇のモンスター:竹本さん
■本体:エトワ
騒がしき森の惑星に闇のサクリアの異常な数値が出ている。
クラヴィス様不在のため、フランシス、調査担当エルンスト、護衛も兼ねてと女王陛下により任じられたアリオスが、原因と見られる隕石付近へ赴く――。のですが、このマップにいた結構いやらしい敵を思い出してむむんとした人は結構いるはず! 白沢さんはまともに相手したくなくて、アリオスのゼロブレイク&メルさんの全体魔法系で乗り切りました! リュミエール様とオリヴィエ様がいらっしゃらないのが寂しい……(と、思っていましたら、終演後オリヴィエ様とリュミ様のおふたり連れのコスの方を発見しました(*^_^*))
エルンストさんにとっても、懐かしい冒険の日々になったんですね、この場所が。もう今回はそれがとても嬉しい。メモワールで味方してくれたのは、初期親密度が一番高いメルでもなく、かなり低いはずのマルセル様だけだったのに、今回はエルンストさんまでわかってくれたって、やっと感じられました。エトワ本体がその辺ちょっと、不親切だったので……(アリオスさんは、たいていのキャラと初期親密度が低いので、かなりがんばらないと「アリオスのことはちょと微妙」とか「疑っている」とかなメッセしか聞けない)。
以前ここに来たというのはなぜ、いつのことですか? と純粋にフランシスが聞くのだけれど、言いよどむ理由が、アリオスへの配慮なのがすてき。いいぜ、言ってやれよ、と言えるようになったアリオスも好きです。まだ自分の口からは語りにくいのか、エルンストさんに任せてましたが。上手いことぼかして教えてあげるエルンストさんの言葉選びっぷりも今回ツボ。いつかフランシスさん、レオナード、ユーイに、アリオスは自分でその時のことを語ってほしい。できれば笑って。酒の肴のつまらない話みたいにして。
事の次第事態は、その時全宇宙(少なくとも主星系)に自分の魔導の力を放ったのが、隕石に宿っていたままになっていたらしく、墜落した地で影響力を発揮したようです。なんて時間差攻撃(^_^;
魔導の力、侵入者の気配に惹かれて集まる蛇の群れ(ちょっと想像したくない)が、ついにモンスター化をしてしまう(ロザリア様などの戦闘レッスンあたり参照)。
「私はお前だ」
と、アリオスに語りかけるモンスター。過去の過ちの残滓をまえに、まだ完全には吹っ切り切れてないアリオスさんはこの地に残る魔導の力を負の産物と考え、拒絶の言葉をたたきつけますが。
「闇はけしてあなたを責めるものではないのだから」
心の内、わだかまり、怒りも恨みもはき出してしまえ、と促し受け入れるよと言うフランシスと、過去の自分、己の一部たるものを否定してはいけない、といさめるエルンストの言葉に助けられて、ついにアリオスは魔導の力を受けたものを払い、原因を打ち砕いたのでした。
帰ったらお茶にしましょう、というエルンスト達。アリオス、はやく。レディとのお茶会が待っていますよ。と。
過去の所行を知っていながら、否定してはいけないといい、また自身の解釈とか皇帝が誰それだとかよけいなことを言わないエルンスト、知らないことばかりなのに深くつっこんで聞いてこないフランシスの心遣いというのでしょうか、に心ほぐれていくアリオス――ついでにコレットさんへの愛ある悪態も口をついて出てくる、というこのメンツにしてはさわやかな物語でした!
初回公演の最初のドラマだけあって、モンスターは、まあ、モンスターよね、という雰囲気。
モンスター戦うときも、術を使ったり、剣を振り下ろすところで会場もずんばらりしたり、照明さんがキビキビっと光を動かしてくれて、緊張感がありました。今回照明が格好いいですよ!!
【金色のコルダ】
■ゲスト:杉田さん、阿部さん
■本体:もばげ準拠です。当方では、日野ちゃんと日野さんで表記分けてます。
県の音楽祭に参加することになった日野ちゃん。普通科の生徒である日野ちゃんが出場することに反対する人もいて――? そんな人たちに
実力で黙らせる認めてもらうために、日野ちゃんは「ミニコンサート」も行うことになり、いつもの通り奮闘することになったのです――。
的なテロップから入った、コルダドラマ。
音楽室に呼び出された参加メンバー。「サッカー部に寄って」「掃除当番で」「担当教師に呼び止められて」遅刻した土浦、志水、柚木。個人的なことで遅れた土浦には許してやる条件に「今度言うこと聞いたら」を追加する金澤先生は地味にしっかりした先生ですね。
がちゃ、とSEなってからしばらく、日野さんが控えた左手袖がちょと騒がしい……。
理事から音楽室の金澤さんのところにいけ、と指示を受けた衛藤も合流するのですが。
「ちょっとハプニングでね」
「音楽室にいる金澤先生って人のところに行けって暁彦さんに言われたから来ただけ」と言いつつ、土浦達と自己紹介をします。この回は、ここもふつう。
「っても、学内のミニコンサートだよね? 俺関係ないんだけど?」
「吉羅が言ってたが、演奏家になるのだから、いろいろな経験を」など、暁彦さんの引用を始めると、態度は変えないながらも素直に従う衛藤……暁彦さんリスぺくト過ぎるでしょ(笑)
「ミニコンサート……すごくいいですね。楽しみです」
と志水くんは言いますが、急な企画で、土浦達は否定的。しかも理由は「音楽祭に普通科の彼女……お前さん達が参加するってのに、不安に思っている人がいてだな」というもの。
「実力を見せつけるって事? おもしろそうじゃん」
「気にいらねぇな」
とこれも土浦の仕事ですね。天羽と土浦は主人公の代わりに怒ってくれるキャラですね。
シェヘラザードの演奏に足りない「ヴァイオリン」「オーボエ」「ファゴット」の奏者を探すのです。
「(僕らが勧誘するなんて)そんなことをしなくても、金澤先生がもう一度声をかければ、志願する生徒もいるのでは……?」
「時間があればそうするんだけどなぁ。明日全体練習のスケジュールが組まれているから無理だ」
常識的に驚く土浦さん。すぐ合奏せられないとか、星奏学院のレベルも低いんだね、と鼻で笑う衛藤。
「まだメンバーが決まってないことだろ!」
と、いうことで、日野ちゃん、月森チームは楽譜探し(おそらく、ヴァイオリンを弾いてからの障害物走)に、土浦達は足りない演奏者の勧誘(友好度上げ)に。
野暮用があって一緒に行けない金澤先生は去り、とりあえず森の広場で演奏者を捜すことに。ひょうたん池の橋で練習しているオーボエ&ファゴットの生徒に声をかけます。
「タイの色からして……僕と同じ、一年ですね……。声、かけますか」
提案するのは志水くんのお仕事。
「おい! そこのふたり!」
声をかけるのが土浦産のタスク、見守る柚木と衛藤くん、というスタンスになりますね、このメンツだと。
阿部さんのお衣装、赤いネクタイを締めていたので阿部さん自身は普通科二年生でした(笑) 一年の設定のせいか、二人とも最初はとても高い声で可愛く演技していて、「そのキャラ設定で大丈夫か」「キャラ違ってない?」と柚木が何度も声をかけることに。最終的に杉田さんはかなり、阿部さんは少し声のトーンが落ちた気がします。
音楽科一年のふたりは、メンバーに志水がはいっていることで、アンサンブルへの不安を口にします。
「協調性がないっていうか……周りに関心がないひととは」
どうする? 別の人にする? と言いかけたメンバーの前に、陰からこっそり隠れて見守っていた金澤先生、現る。何か思うところがあるのか、あのふたりに決定、説得しろと、ごり押し気味にまとめる金澤先生。さて、どうしたらいいだろうか――と一瞬暗転します。
■メッセージチョイス:柚木 いじわるに(甘口)orいじわるに(辛口)→いじわるに(甘口)
最初はどうやって上手いこと逃げるかを考えていた、という柚木。お前が首をつっこむから自分も手を出さずにはいられないじゃないか的な、いつものドラマ内メッセ文量の言葉がありました。
この演出が選択肢風で楽しかったです。ぴこ、ぴこ、と選択を迷い、決定するという演出。演技者も、ぴこん、と決まったところで、「ん、了解」「わかった」「そっちできたか……」「OK」とか、反応されていたのですが、本当にあの瞬間までキャストも知らないのでしょうか……気になる。
後編に続く!
【歌】
■AIR STREAM
土浦さんはいつも力強いながらもさわやかで、照明色も土浦緑-空青-白なことが多く、毎度常識に狭められてるけど器は大きいのだよ、と教えられている気がします。
曲自体はいちばんの気に入り、というのではないですが、伊藤さんも本当に、でた曲は極力全曲歌うように挑戦してきてくれますよね……。初期の曲が少ない頃やアニメ期間中をのぞくと、前回と同じ曲だわ、というのがこれだけ参加が多い中でも――ないですね。
■想春夢
メロの照明がなんて桜智ゆきカポ色…っ。夜明け前の、太陽がまだ隠れている頃の空気色にゆきちゃんのあわいピンクが春の花の色を添えます。サビは鮮やかな黄色とゆきちゃん色の併せ。
春って、冬から継続の水仙、紅白の椿、白梅、紅梅、桃、桜、菜花、山吹……て、(途中の友雅色は無視するとして)青白→ピンク系→黄色系って花の色が移っていくじゃないですか。照明がそのとおりの変移して。うわ、ここまで野山が色づけば、ほんとのうぐいすも心の中のうぐいすも鳴くよ、ばかぁ! とかもう泣きそうになるのをどうしたらよかったのか……。
おとなしい曲だけに基本は動かず、ゆったりとした動きの竹本さんですが、桜智さん気味に挙動不審な気配のする移動をされるとか……芸細かいですよ!
これも生で聞きたかったのでいきなり俺得感♪
■燎原火
本公演唯一の拳突き上げ所。赤と白のライトが激しく交錯する前奏から、俄然テンションがあがる。
疾走感半端ない曲の上、阿部さんが盛り上げてくださって、ここで阿倍さんとチナミにオチた方も多いのではないでしょうか……? 照れ屋でまじめなチナミは、オープニングメッセージも堅めでしたから、この勢いの良さ、盛り上がり、楽しさがぐっと来ました。間奏でのチナミ台詞……阿部さん上手すぎです……。
昼も夜も台詞入れられてました。ための長さとか微妙に違ったので、どっち版が収録されるか楽しみです。
【バラエティコーナー】
■司会:伊藤さん、久遠さん
「僕がバラエティコーナーで司会をするというのはあれですかね、体育の」
「それはちょっとイベント違うかなー?」
「そっかーははははっ」
安心の司会進行。久遠さんは、麦わら帽子(やや作業帽詩風)にアロハシャツという出で立ち。石川さんからいただいたハワイ土産のレイを(土浦さんに足りない彩華を補充しつつ)首にかけてできてくれた伊藤さん、やさしい。久遠さんの振りに乗りつつ、きちっとすすめてくださって、本当気持ちいい進行してくださいますね。イベント重ねるごとにイトケンさんが愛しい。
景品あるのー? と聞くキャストに、びしっと「あります!」と答え、イトケンさんはもらって嬉しいですかー? と聞かれても、大人の態度で応じるお姿。
けいひんがなきゃがんばらないのですか、みなさま(笑) ……めそり。
■ゲームルール:
2チーム対抗のトークコーナー。夏に関わるトークをするが、NGワードがあり、それを相手チームに言わせるとポイントゲット。獲得ポイントの多かった方に、賞品が渡されます。
まず、2チームに別れ、リーダーのじゃんけんにより、A先攻とB後攻チームを決定。Bは舞台奥のベンチに後ろ向きに座り、大音量のネオロマンス音頭をイヤホンで聞きながら待つ。その間に、客席とAにトークのNGワードを発表、みっつめのNGワードの決定をする。みっつめのNGワードは、Aチームキャストが提案した中から、会場の支持(拍手の音量)をもっとも集めたものとする。
チーム分けは次の通り。
・成田チーム:成田さん、日野さん、立花さん、福山さん、岸尾さん
・杉田チーム:杉田さん、森川さん、阿部さん、竹本さん、石川さん
■注意事項
(客席の皆様の反応により対戦に影響があった過去などもありましたし)、NGワードがでたときもリアクションなしで!!
■夏休みの思い出
・先行は成田チーム。杉田チームの面々に質問を投げかけ、トークの進行をしてNGワードを口にさせる――のですが。
・NGワード:ラジオ体操(5p)、めちゃめちゃ(1p)
・追加NG:ない(1p)
追加NG案は
・キャンプファイヤー、ゆかた、うなじ、ない、など。
本当に会場の音が聞こえないようになっているらしく、声をかけても帰ってこない杉田さんチーム。
伊藤さんがとんとんと肩をたたいて初めて気づくという遮音ぷり。これは会場さえ何かしなければ行けるか……?
しかし、ネオロマ音頭をループしていた杉田さんチームはすでに疲労状態に(笑)
「音量が……」
「すでに精神的ダメージを受けてるんですけど……」
「何度賢雄さんのファイヤーを聞いたか……」
「了解しました。同じ企画やるとき、選曲を考え直します」
内容自体は腹筋崩壊のためおぼろげですが、プールではなく、るーぷーといったり、極力しゃべらない戦法で戦ったり、大人げない後攻チームが……。
「なんて非協力的な!」
「会話してください!」
「会話にならないっ!」
と非難囂々の嵐をものともせず大人げなさで会場を沸かせます。
・獲得点数:4点
「いまの(会話数の少なさ)で4点もとれたんだ……」
■夏に食べたいもの
・NGワード:流しそうめん(5p)、どうしても(1p)
・追加NG:僕はねぇ(成田さん専用)(1p)
成田さんvs他の方、という。見てもらえないし、話もふってもらえない四人がやややさぐれて後攻チームに合流したり……。成田さん愛されているなぁ。単語で即答したり、俺の方の一人称を使われたりで、あまり点は稼げず。
・獲得点数:3点
【語り】
■チナミ 朝
朝の清水寺詣で。ゆきさんは具合が悪い頃のようです。清水の気(霊気)をうければ、調子もよくなるだろう……という思いやりもあるよう。
その頃のゆきさんなので、ふらつくことがあり、石畳に躓いてしまいます。
そこはチナミくんが引き寄せて支えますが(火急時のみためらいなく手を伸ばすチナミが好きです)。それでは危ないと注意しつつも、はやく境内に入って休み、土地の気を受けて回復する方がいいと進むチナミ。そこで止まってくれないのが、不器用な彼っぽい。
……の髪を引っ張るゆきさん。
「髪を引っ張るな! ……まだふらふらする? だからといって、髪を引っ張るやつがいるか!」
こういうときなら、手とか腕とか貸せるチナミさんですね。理由がないなら何もできないとも言いますけれど……。
テレデレツンと恥じらいの空騒ぎで、ニヨニヨ見守ってしまうのですよ。
■アリオス 昼
セレスティアのたぶん、ヴェルダン・ナチュールの近くと思われます。
昼のデートで暑いのでカフェに避難したいアリオスさんですが、連れだって歩く彼女が花屋を気にしているのに気づきます。見れば大輪のひまわりのようです。
「そこのひまわりを十本ばかり包んでくれ。包装? 簡単でいい」
と、買い求め、エトワールに渡します。よろこんで受け取る彼女ですが、
「おまえ、ひまわりに埋もれてるぞ」
大輪の花と小柄な彼女の差に笑みがこぼれます。そしてもちろん、そのままデート続行ですよっ。買っちゃうんだ、買っちゃうんだアリオスさん!! 結局押しとか、雄弁な視線とかに逆らえない人ですね。
■おーちさん 夕
すみません。
おーちさんにときめきました。だがおもしろかったです。
……しかメモにも記憶にもないんですけど……!!!!
なに? ゆびきりとかしてたような気もしなくもないし、お互い思いやりあってたような印象もあるけれど、一切合切思い出せないとか、ナニゴト?
【歌】
■落葉記
御家老!! 緑照明メインで、さわやかなのか怪しいのかかっ飛ばしているのか……ああでもとにかくすてきです。御家老ひいき取っ払ってもすてきと言うしか。
■Reverie
久しぶりの金澤せんせいリズムとりにくいです曲です。
いちばん好きな曲ですが……すこし、賢雄さんが乗りうつっていらっしゃったのではと疑いつつ……つつ……。
■I CAN MAKE IT
この公演、私楽曲では得しかしてない気がします。すべて気に入りの並びで……!
カラオケでは、景時→全力で逃げ出せ→I CAN MAKE ITでばっさり切り捨てる、という流れをよくやります。
今回は、あれですね。ご家老と衛藤くんで駄目な大人を切って捨ててますね(笑)
【遙かなる時空の中で5】
■ゲスト(音声のみ):風鈴 福山さん
■本体:下関の怨霊の長捜しの頃
桜智に情報収集を頼んでいた御家老のもとに、桜智さんが不可思議な噂話を手に入れてくる。
「大小関わらず、あつめろとは言ったけれど……」
また変なもの持って来やがって感溢れる御家老。ご苦労様です。
街道外れの廃屋の付近でだけ、周囲の気温が真夏のようになっているのだそう。
今のところ特に被害は無いが、捨て置くこともできないし、どんな情報が下関の怨霊に繋がっているか分からないから、行くということになります。会話の途中で、宿の奥からチナミが登場。ゆきさんを大人しくさせてきたそうですよ。
ゆきさんを案じた都ちゃんが、休むように言っても聞かないので、チナミがゆきちゃんの部屋に行って説得してきたようです。……そこを語りにしてくれても構わなくってよ……? むしろその場面を生で聞きたくってよ……?
「ゆきちゃんが部屋で休んでいる……? 彼女の身になにか……薬を手に入れなければ」
「様子を見に……いや、会いに行っていいのだろうか」
と、ひとりあわあわする桜智さん。
「人の話を聞け!」
とチナミの一喝でも止まらない(笑)
いろいろ脱線しましたが、怪異の調査にいくことになったのでゆきさんにお出まし願わねばと。
「それでは、俺が呼んできましょ……」
「私が。呼んでくるよ」
「素早い……」
桜智さんを使うなら、ゆきさんをエサにつればいいんですね。
ゆきさんをエスコートしながら道を歩き、大丈夫かい? 足下に気をつけて、と気にしきりの桜智さんが道案内を放棄しているので、イライラチナミさんが錬成されます。
「(道についての)小松殿の問いに答えろ!」
「だから人の話を聞け!」
諦めたのか、御家老の方は「もう放っておけば?」状態で、
「道が違っていたら桜智が言うでしょ」
と適当にそれっぽい方向へ歩くことにしたようです。
無事に? 廃屋に着くと、からから……と風車が回り出します。
廃屋となった家に残る懐かしく楽しい日々の記憶。祭で風車を買い、持ち帰っていつも遊んでくれた子どもとの思い出。家人が去り、街道から外れているため人の足が遠のいて遊んでくれないと嘆く付喪神となった風車。
いつもあそんでくれたあのこはどこ――どこにかくしたの――寂しい、寂しい、寂しい。
風車の風に乗って、悲哀に満ちた声が八葉達に届きます。
夏祭りを再現すれば、みんな戻ってきてくれると思って周囲の気温を高めていたよう。八葉達の登場をきっかけに怨霊と化し、風で攻撃をしてきます。
御家老と桜智さんで大威徳明王呪。
怨霊を浄化し、寂しがりの風車をゆきちゃんは宿に持ち帰り、一緒に遊ぶことにしたです。
「宿にもっていくのはいいと思うよ。放って置いても龍馬が遊んでくれるでしょ」
……龍馬さん? 御家老? ちょっとどうした年長コンビ。
【金色のコルダ】
新キャラ先輩と土浦の会話――ですが、ここで感じた憶測は、サービス公開まで取っておきたいので伏せときます。
「顔洗ってくるって、意外と度胸無いんだ?」
「すっきりさせたいんだよ」
基本的に常識人でツッコミ属性なのは同じですが、もののとらえ方が違うていうの、本当にコルダは上手いですね……! 柚木月森なんかも、家はエリート、天才肌、音楽家として優秀、魔法のヴァイオリンは認めないまで一緒で、人付き合い駄目&音楽の道進む気満々と人付き合い得意&音楽の道諦め気味とかの微妙な対比や違いによって、色んなものへのの距離の違いがでてくるっていう表現が大好きだ。
「志水は熱心だしよく見ているし――技術的にも、合奏せられないなんて事はないと思うんだが」
と、志水をよく知る土浦さん達はいいますが。
「関心がなさそうに見えるって事が問題なんだろうね」
「教師として言わせてもらうと、あいつらの言うことも一理あるからな。お前さん、音楽のこと考えると他のことが目に入らなくなるだろ」
という指摘を受け、土浦さんも逸話を思いだします。
「そういえば、朝まで弾いていたとか聞いたが、あれ本当か?」
「そんなこともありましたね」
いい音色が来たので夢中になって弾いていたら朝になっていた事件ですね(無印参照)。
人に対して関心が薄い、と見られているならと、他人を紹介することによって、周囲への関心ぶりを表現しては? とかの意見をあげるのは金やんと柚木の担当ですねぇ。
「知ってる限りの情報でいいから、紹介してみたらどうかな」
「ああ。他人に話ができるくらい知っているってことは、周囲に関心があるということになるか」
「じゃあ、まずは土浦君のことから」
「土浦梁太郎先輩。……ピアノがお上手です」
「お姉さんと買い物にいって……、ビニール袋をふたつもっていました……」
「先輩が練習していて缶ジュースの差し入れを――」
「もういい! もうしゃべるな志水!」
知られたくないお姉様関係の買い物の話(コルダ2恋イベ2-Aなど参照)の他、日野ちゃんとの密会? を暴露されて慌てて止める土浦さん。てかジュースネタと買い物ネタの合わせって紛れもなくコルダ2恋イベ2-Aオマージュ……! 今回のライターさんマジで誰ですか!! 他のシナリオもそうだけど、半端ないよ!?
何でそんな場面を目撃してるんだ? と聞くと。
「外で練習をすると気持ちがいいから、場所を探して歩いていたら……」
ひとしきりからかう他のメンツ。話題を衛藤君の紹介に投げる土浦さん、頑張れ。
「梁太郎さん、いまわざと話し変えただろ」
続きまして衛藤君の紹介。
「衛藤くんは、名前と理事長の親戚だというくらいしか知りません」
というものの、衛藤君の特徴的な上着がきっかけで辿られる志水君の記憶の糸。さすが、楽典の教科書をページ数も暗記している子……!
「あ……駅前広場の女の子が好きそうな小物が売っている店に――」
「ちょっとまって、何でそれ知ってるの?」
「土浦先輩と、同じ理由、だよ」
が、おそらく詳細は見ていないだろう、と胸をなで下ろしかけた衛藤に追い打ちが。
「僕が見たのかぎりだけと、確か買っていたのは――」
「ストーーーップ!!」
土浦さんの気持ちが解った衛藤でした。
「これが、あれ? 壁に耳あり、障子に目ありってやつ?」
戦きつつ志水を見るふたり。余裕の柚木様。すわ、つぎは柚木との直接対決か?
……と期待してたんですが、尺のせい? 尺のせいなの? なぜに頂上決戦をしないの!? 柚木と志水君のガチバトルが見たかったのに! てか柚木が負けるところを見たかった……orz(白沢さんは志水君と柚木スキーです)
「あいつらも見かけたことはあるか?」
オーボエとファゴットなんてどうでもいいよー。最強の一年と最凶の三年でバトってよぅ。
「……?」
と首を傾げるものの、思い当たったのか、
「あります」
と、答える志水。
「関心がないなら、見かけても忘れているからな。わかってもらえるんじゃないか」
暗転。
志水が周囲に関心がない、ということが誤解だとは証明でき、無事に協力は取り付けられた。メンバーは確定し、ミニコンサートの全体あわせに間に合いそうだ。
しかし――。
「涙目だったのはなぜでしょう……」
首を傾げる志水。当然だろ、という風な衛藤と土浦。我関せずな金澤&柚木。と、月森達も楽譜を見つけたようで、笑顔の日野ちゃんが来るのでありました。
暗転。
■メッセージチョイス:金澤 けだるげにor面倒見よく→面倒見よく
よくやってるな、よくやったよ。危なっかしいと思いつつ、見ててやんなきゃな的な筈なんですが、ファースト様の大活躍の前にはすみませんが霞んでしまって。
聞いていた瞬間はふおおおお! とか超反応していたはずなんですが。
ごめん金やん……。前後が志水君でなければ……。
■メッセージチョイス:志水 可愛くお願いorちょっと強引に→ちょっと強引に
っよっしゃきたぁ!!!
投票参加者の皆様有難う! 志水君の本領はこちらですよねっ!! ちょっと強引に、で定まった瞬間、小さくガッツポーズしたのは秘密です。
【Ending】
■キャラクターメッセージ
【Encore】
■キャストメッセージ
左から。
■Promised Rainbow
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