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【たっぷり字書きさんバトン 】
オリジナル・版権等の違いで答えにくい質問はスルーでどうぞ
★小説を書き始めたきっかけは?
ノートの落書き。きっかけなんか解らない。
★創作を始めてどのくらい?
絵はものごころと同時、文は、多分小学低学年から。
★書いているのは版権ですかオリジナルですか?
基本オリジナル。版権は妄想語りで終わって、文章化されないことが多いですね。
★両方書く人は、版権とオリジナルで書く違いをどうぞ(長所短所も織り交ぜて)
版権→どれだけ留められるかというところが難点ですよね。好きなキャラほど書けなくなります。
オリジナル→自己認識。拡大と拡散。参考文献目録、と言うところで詰まった。文章表現、思考、思想は今まで読んできたもの総てじゃないか、という。論文の参考文献は、それを書くために使用した総てのもので、そのテンションでオリジナルの参考文献を書こうとすると大変なことになる。参考・盗用はもう「大源」が云々とかで逃げたい所存。
★版権作品はどんなキャラに惹かれて書きたくなりますか?
解釈の余地が多いキャラなんか特に書きたくなるんですが、公式で満足してしまったり、自分の技量不足が身に染みることが多いので、たいてい完成しません。
★本(いわゆる小説)を読み始めた時期は?
幼稚園ですね。夜眠れないと暗がりで本読んでいる子どもでした。回してくれた方と同様、国語教科書ラブ。もらった日に読破です(笑)
★本を読むようになったきっかけは?
香野姉様が借りてきた本が部屋の隅にありました。文字は幼稚園はいる前に読めていたらしいので、暇つぶしに読んでいました。だって誰も遊んでくれないんだもん。
★簡単な読書遍歴を。または、好きな作家さん、特に印象に残っている本を挙げてください。
上のきょうだいがいたので、人より先の段階のものを読んでいた記憶です。小学生向け源氏物語(ハードカバー上下巻)は幼稚園で読んでました。推理もの、ドキュメンタリに童話に絵本に古典、教材系、区分なく雑多に。読めるから読む感じ。
エンデの「はてしない物語」宮沢賢治、あと見に行った舞台や映画の原作が多いですね。
封神ブームに乗って「完訳封神演義 上・中・下」これははまった。出版元が光栄なのがとても笑える。どれだけ搾り取られてるんだ。
そのあと中高で荻原規子、小野不由美かな。「勾玉三部作」は姉様の部屋に置いてあったのを盗み読みしていたのだけど、ちゃんと読みたくなったので。「十二国記」「屍鬼」にどっぷり。
大学で近現代嫌いをどうにかしようと講義を受けたら、ものの見事に夏目漱石信者にされた。これで、白沢さんの死角は戦後文学と海外文学と携帯小説のみになりましたー。
★どんな小説が好き?
ファンタジーですね。海外児童文学も。「どろぼうの神様」とか好き。あんまり恋愛を押し出していないのが好きかも知れない。恋愛抜いても楽しめるよー、恋愛込みだともっと楽しいよー的な。
時代物、歴史物、共に好きです。
★オリジナルのジャンルをどうぞ
異世界ファンタジと時代と現代ファンタジ。現代ファンタジからファンタジ抜いたものが陽羅です。
★版権のジャンルをどうぞ(過去遍歴も)
ファイアーエムブレム紋章の謎、weiβ、封神、ゴクシ、ネオロマンス、俺屍、勾玉、テニス、ホイッスル。わずかにでも書いたのは左の通り。閲覧のみならもっとたくさん。
●版権について
★オールキャラ?カップリング?
オールキャラ好き、カップリングも好き。書くのはどっちでもいい。
★パロディは書く?夢は?
自分で書く力がなかった頃は、やっぱり夢的なもの書いていたので。
★年齢制限のある作品は書きますか?
ウラですかー。そうですね、眼鏡がなきゃ見えない感じで。
書いてもいいんですが、様式美になること必至なので、それなら私が書く必要はないだろう。ほら、弁景の「痛い痛い痛い」「色気がねぇな」も様式美のひとつじゃないですか。ね?
★原作にどこまで忠実? どこまで壊す?
……ジュンイクとカクカ幼なじみかつほも説突き進んだ過去があるので、オリジ様に近いあれなかんじ。ロキ×オーディンとかも素で萌えたよ!
基本ラインとキャラを守りたいのですが、守ろうとするとかけなくなる罠。白沢さんはオリジ畑なんだと肩を落とす日々。
★特別に好きなキャラはいますか?
偏りすぎ。
★好きキャラへの想いをどうぞ。
おまえなんか日野ちゃんに振られて落ちこんでろ。基本ルートはけなし愛、可哀相愛、エロ担当はそれなりに愛なので腹黒はよく御用になる。
★版権ならではのこだわりや気を遣うところは?
一人称、他人への呼びかけは原作準拠。でもエトワはどうしようと本気で悩む。メルにはエルンストさんと呼んでほしいのだ。
★版権だからこそ取り組めたテーマはありますか?
試作、かな。このキャラクターが入ることによってどんな変化が起こるのか。それから、うん、俺屍なんかは書かれなかったところとか埋める作業が、そもテーマですね。
★版権を書くようになって、作風が変わったことはありますか?
一人称が苦手だと認識したこと。
●作品について
★これまで書いてきた、または書いている作品のテーマ(主題)は?
切り取るべき一葉、という感じですね。俺屍に関しては、うっかりやってしまった片羽ノお業さんの双子の子どもだとか。
★一番気に入っている作品を教えてください。
「風笛」
サイトにはあげていませんが、初陣で死んで氏神になった子の話。少し年上のお姉ちゃんに回復術かけて、ボス二人の連続攻撃うけて自分が死んだ子。
★書きやすいキャラ、書きにくいキャラは?
口調だけなら黄川人とか、軍師とか慇懃無礼な人とか。内面まで書くのが難しいので、その辺の人達総じて苦手。
●以下は、オリジナル向け。パラレルで挑戦されている方も、どうぞ。
★舞台設定の特徴
ファンタジー路線なので変な人が多いです。秘密結社エリマキトカゲの面々とかは今から書くのが楽しみなくらい。死んでいる人や死にそうな人も多いなぁ。
魔術師も無闇に多いし、固有スキルとか希少能力とかも多い。むう。
現代・時代物は家族関係がたくさん出てきますね。
★下調べはしますか? 調べる際の愛用の文献(ツール)などあれば。
時代物を書くときは確実に。
そして現代物の場合も、学年と西暦を確定させたので「この時点ではこの技術はない」ハズなのに「ある」ことにしないよう、wikiさん頼りにしながら書いています。最近のでは、Retro「積み上げてきた人生の終わったときに」で消費税上昇に触れてしまいました。
★一作の主要人物は、何人くらい?
三~四名。一シリーズとなるともう少し増えますが、ひとつの話で主要に動くのはその程度。
★主人公は男女どちらで書く場合が多いですか?
半々ですね。今現在では、男性視点の話の方が多いですが、それは百花の女性二人がメインになる話をアップしていないからじゃないかなー。女性は感情が解りすぎて書きにくい、男性は感情が解らなくて書きにくい。
★主人公は自分にとってどんな存在? 例:自分の分身、あくまでも舞台の中の一役者、など
一役者です。ある人物に詰まりすぎた設定を削ぎ落とすために、抽出して別の人物作ることもあるので。例を挙げれば「常磐/リオン」→「鳴原」→「鳴海聖」→「スイラン」どんなものでもそうですが、その人じゃなきゃいけない、と言う考えはないです。
★キャラへの愛着に、差はありますか?
上記の理由で、ないです。まあ扱いに差はあると思いますよ。まだ絵を書いていなかったり話を書けていなかったり。よく動いてくれる子に愛情の天秤は傾きやすいですが、それで贔屓にならないようにと気を引き締め、られているかどうか。
●作風について。
★どんな作風が多いですか? 例:シリアス、コメディ
ごった煮的関係性、同一的関係性と――オリジには時代の流れがあるので、その中での変化、かな。天都風では物事の転換、旅人と月紗では身分や階級も。
シリアス寄り。笑えないはなしが多い。
★ハッピーエンド派? バッドエンド派?
ハッピーエンド。デッドもバッドも好きですけれど、読後感が颯爽としていてほしいと思います。
★作中で「死」を書くことはありますか?
必要なら、そして書くべきならば。
題材とテーマに掲げている面がありますので、必然その近辺を描くことが多くなっています。
★それに対する考えなど。
もちろん第一に経験していないことを書くことの難しさと歯がゆさ。第二に素材そのものが持つ重さ。
つい先日の記事でも触れておりますが、死に付随して起こる何かは書けても死は書けない。書く技量はまだ足りていないですね。
ただ、どうしても拭えない印象があって、どうにかするために書いている節がありますので、今後も書き続けるんだろうなと予感しています。いつか納得のいくものが書けるようになるまでは。
★恋愛は書きますか?
適度に書きますが、なくても支障ないくらいのものになっています。世の中恋がないと回らない気がしますが、恋だけで回っているわけではないでしょう。
そこに愛はあっても、そこに恋があるのか判然としなかったりする気が。
●創作の仕方について
★小説の書き方を教えてください。 例:登場人物を決める、プロットを組む、書きたいシーンから書くなど自由に
ぜんぶ。書きたいシーンから書くこともあり、書きたいテーマがあって、それに応じた人物を配すこともあり、人物同士ならこんな関係になるんじゃないか、から始まりもするし。
書けるところから書く。思いついたら書き留める。取捨択一はそのあとの問題。
★一話の所要時間は? 最短・最長なども踏まえて。
最短か。
「向こう岸の砂漠から」4500字程度、二時間。「にんじんソード」原稿用紙54枚分くらいで五時間。
最長は「積み上げてきた人生の終わったときに」1900字の五ヶ月と「焼け焦げた灰から」46500字の八ヶ月ちょい。百花繚乱第壱部(原稿用紙換算で141枚くらい)が不明ですが、それくらいの期間だったはず。このみっつがダントツかな?
所要時間は、もう解りますよね、まちまちッ! 筆が乗れば一万字も6時間くらいで一気! 乗らなきゃ2000字程度が何時間も何ヶ月もかけないっ!
★書いていて楽しいシーンを教えてください。
風景描写。その景色の変わり方、視線の移動と同時に人物の心理描写絡めるのが好き。
あと変な会話。
★タイトルはいつ決めますか? また、タイトルへのこだわりは?
適当。括弧仮が本当になるときもあれば、アップ・提出直前で差し替えたりも。
★物語の始め方。プロローグをつけますか?
つくときとつかないときがあり。
本体についていなくて、サイト用に再編集するときにつけたり。旧百花繚乱の「00話」はサイト掲載時の付け足し。火斎の会に日は暮れての最初のページも付け足し。
★起承転結は意識してますか?
意識しようとして失敗するのが常。
まあ、オチをつけようと思えば、自然とつくと思います。
★会話文と地の文、書きやすいものは?
ずっと前は会話でしたが、今は地の文。
★中心人物を決め、その視点でストーリーを進めますか? それともバラバラ?
視点が一貫しない文章を読みにくく思うようになったので、一貫。昔のとか高校時代のとかは混在しています。
少なくとも、この章段はこいつの視点、この章段はあいつの視点、で区切ります。じゃないと読みながら混乱する。
あ、でも視点人物イコール中心人物ではないです。「ひとつ文海」はそういう話ですね。「焼け焦げた灰から」も物語の展開に視点人物は置いて行かれています。
★他に気をつけていることはありますか?
魔術とか特殊能力の設定に縛りをちゃんともうけること、かな。縛りがあるからこそ抜け道を探す狡猾な子が生まれるし、何でも叶うなんてことはない。ひとつの思想と主張に対立するもの・類似するものを配置すること?
★創作の上で最も苦労するところは?
動作の表現と、感情の動きを表現すること。……表現全部、か。これは。キスをしたって書くのはとても簡単だけど、その場面と人物で違うはずですよね。あ、キスしましたーって書いたら、説明になり下がってしまう。
動揺した、って書かないで動揺を表すこと。あ、でもキスをする心理になったことを書くためにキスをしたって書くのはいいんですよ。心理の代弁だから。そうなると説明じゃなくて表現になるのかな?
★自分の文章はどんな文章だと思いますか?(長所と短所も織り交ぜて)あくまで自己評価。
細部にこだわりすぎて大義を見失う。あ、我ながらいい言葉を。あと規定字数気にしすぎて大事な部分もノリと勢いで削る。致命的。
★どんな文章が書きたいですか?
どうもこの過装飾の文体があっているようです。異能力系や時代物には向いているけれど、日常系が書きづらいな、くそぅ。うたうような文も書いてみたい気がします。
★他人から言われた評価で印象に残っているものがあれば。
「黒」地の文が続きすぎて紙面が真っ黒だったときのこと。
「擬古典」やや時代がかった話を書いたときのこと。
「嘆美」何か文体とか雰囲気らしい。
「技巧的」技しかない。
今は何時代、とか書かずに小道具で時代特定させたとき、それを「良いこと」でご指摘いただけて嬉しかったなーとか。
★お気に入りのBGMはありますか?
「焼け焦げた灰から」は、いい感じにへこむ内容だったので、坂本真綾さんのお力を借りました。大概オタクソングです。
★追加したい質問があればどうぞ。
もう思いつかないです。
★答えて欲しい方に回してください。人数問わず。
相互様方、是非受け取っていただきたいです。
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