遙か5の1周目は、チナミさんルートです。天の朱雀を真っ先に落とすのはこれが初めてです……。これまでのメイン履歴は天玄武、地玄武、天白虎、地朱雀です。……青龍も最初の彼にしていないのか……。
1周目はノーマル行こうとしていたのですが、久しぶりにメニュー画面開いたらチナミの章にいました。なぜ。しばし恐慌に陥るも、来ちゃったものは仕方ない、と続行しました……。
…………………………
常識人なツッコミの数々に癒されました。
そうだよねー、と頷く箇所が多く、外国人に対する反応以外は共感し易かった。外国人云々も読み込めば納得できるし。ただ過激だとは非難しておこう。
分岐点があそことあそこだったのが分かったのですが……。
頭抱えちゃったけど、仕方ないですよね……。気づいたらゆきさんがチナミ君追いかけていたのだもの。あらあなた、チナミ君がほっとけないのねってニヨニヨしながら見ていました。
最年少ですが、沖田よりは、立場や地位がなんたるか知っている分、公人としての立ち居地とかも自分に課していたり、よっぽどがんじがらめなので、途中からもっと力抜け、サボれ、そこまで背負わなくたっていいんじゃないか、と言ってやりたくなりました。
それで息ができなくなってしまっては仕方ないから、あの展開は必要だったと思います。
共通ルートの端々から、チナミは自分の中にある確信を疑わないことにしていたせいで無駄に狭量になっているだけっぽい様子が見えたので、一度何も考えないというか、考える前に考慮しなきゃいけないものをなくす事がまず最初に必要だったんだろうなーと。
加入が早く同行時間も長いので、気持ちが育っちゃう過程がいい感じ。気づいたらいて当たり前になってた感がします。ゆきさんを本当によく見ている。
命令とは言え監視していて、いつの間にか本当に目で追っちゃってた感満載です。記憶を失っても体が覚えている戦闘の動き、ゆきさんの様子を見る目配り。それでじわっと嫉妬をおぼえて、記憶を失ってはじめてその心の動きを表明できたって恥ずかしいよ、ときめく……!
負い目があるから好きとも認められないとか、そこまで抱えるな! ぺち、て軽く指先で叩きたくなりました。
ふっきったあとは、天朱雀らしい颯爽としたシナリオでした。世のため人のため駆け回る羽目になり、ちょっとゆきさんの命のかけらを消費しましたが、悩むわ駆け回るわ叫ぶわ、青春真っ盛り。
最終章がめっさ恥ずかしかった……深夜にやるものではないね!
八葉同士が仲良くなってきた会話がやはり楽しいですね。
高杉、桂あたりがお父さん。たまに来るいとこの兄さんがご家老、兄ちゃんが龍馬、このルートのアーネストもいい感じです。
沖田ルート、アーネストルートに進んではいないけれど、このふたりについても変化が見えるので。もちろん、それはチナミが一番変わったからこそなのでしょうけれど。
チナミに覚えてもらえてなかった時の沖田がショック受けてるっぽかったので、あ、この子友情でも感情が芽生えるんだ、と見直しました。
八葉の他、新撰組も動いてくれたのが嬉しかったですね。何とかして見せよう、それがいささかご都合主義であったとしても! という工作っぷり。
呪詛の種を探すところの、「現実を見てください」の下りが好きです。チナミの中でゆきさんを抱えるのは自分だけの役目(にしたい)になっている……! でも確かに現実見ないとね、ゼフェルか。
一緒に水に入ってくれるのが龍馬さんなのがなんていうか、仲いい兄弟みたいだねって。ほほえましいなー。
チナミが手習いとして、はじめて書くのが「平家物語」なところも嬉しいポイントです。
歴代天朱雀は、ヒノエさんを除いてそんなに頭いい設定なかったんですが、チナミさん知識層ですよね。
すぐに頭に血が上ったり、本人の気質が真っ直ぐすぎるので策動に向いていなかったりするけれど、兵書も読んでいるようだから、今後――他の方のルートに進んだ今後がすごく楽しみな逸材ではないでしょうか。
死にフラグが立ちまくっていたマコトさんは案の定お亡くなりに。朱雀使用者の伏線も回収。だけどマコトさんの心情描写がミスリードの意味もこめていたのか薄かったので、最後の言葉がやや唐突……かな。このルートだけでいえば、なりたかった、と思わせるだけのことを彼にした覚えがなかったので。不満点はそれくらいかなー。
ヒノエとイサト足して、イノリの直情さを加えた感じですね……。外見もですが(笑) こー、ヒノエさんの衣装の派手さに、三つ編み足して、イノリの前髪の逆立ちっぷりをね……。
だがたぶん、サザキはどこを探してもいない。きっと。せいぜいにぶにぶさくらいかしら。
そうだ。へた連、ヘタレ響也、ヘタレチナミでユニット組んじゃえばいいと思うよ。
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