薔薇ー。二十五枚小説から逃避して薔薇ー。なんといっても薔薇ー。
……作っていると、紫の薔薇を咲かせたくなる気がしますし、誰かの上にも咲かせたくなる気もしますね。いや、散らせたくなる? うん?
ゆのつく先輩は勘弁ですが。
とにかくも、こういうものができあがるよサンプル用なのでせっせと作る。でもね、リボン製だからリボンが逃げて逃げて、縫い止めるときの縫い方がとても、ええとその、うん、ごめんなさい。小学生か、俺は、という縫い目に。
リボン逃げる逃げる逃げる。
白沢さんの指が追う追う追う押さえつける。
リボン頑張って逃げる。
追い詰める。
針と糸ぶっさす。
緩んでいくところを縫い止める。
また別の緩みそうなところを縫い止める。
リボン逃げ――逃がさないよ……。
サテンのつるつる艶感好きですけれど、逃げ腰なのが玉に瑕ですね、お嬢さん。恥ずかしがり屋だな、君は。
ええと。軌道修正軌道修正。
七月頭までに卒論を適度に、また二十五枚小説を一作書かなくてはなりません。ですので、再び更新が停滞します。
色々悪しからず。
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