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    百花、一秒毎に

     本日の更新ですよ。
    書倉庫→百花繚乱→本篇
    【想出3】
     ぱっと切り替わるところがいいなーと思って仕方ないんですが。
     コン太郎がいる以外は、若干の修正しかないと思います。否……修正作業とかしたのが昔過ぎて覚えてないんだ……それだけなんだ。

     コソコソ雪月花叩き直してます。どうにも使えそうな文がないので、書き直しと言うより書き下ろしでのお届けになるかと……! げっふん。
     でももったいないので、中学時代のものを随時晒してみたりして。
     今日は、序。
     あれー、見覚えある語句とか言い回しがあるよーとか言わないように。こっちの方が先だから。




    …………………………

    【雪月花・序】

    九人のヒトが 四人のヒトといた
    四人の一人が 雪を降らす
    止まぬ雪を 降らせ
    総てを 氷結させた
    九人のヒトは
    穏やかで 心地良い 変わらぬ日々に
    いつしか飽き ――そして


    雪が 雪が降っていた
    何時までも 何時までも
    ずっと

    雪が降っている 今も此の街で
    彼の時と変わらずに
    彼の日の思いを乗せて

    雪が降っている 今も此の御宮で
    彼の時のままずっと
    彼の日の約束のままに
    降り続けている 彼の人を待つ様に
    想出の中を ずっと
    木々に取りつき樹氷に姿を変えても
    尚 雪は降り続く

    埋まらない大山に 苛立ちながら
    覆い隠してしまおうと
    凍結させて

    けれど 陽射しと月光 星光が
    凍結されていた想いを 記憶を 約束を
    解かし 水と成って流れ 溢れ出す

    総てが流れ出す 溢れ出す
    水の流れと伴に 水車が 歯車が
    ゆっくりと音を立てる
    緩やかに廻り出す
    此処から 再び始まろうと
    廻り始める
    くうるり こうるり とうるりと

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