我らは王である、と。
夢に見たお話し、たぶん3回目。
夢としての出現回数は二回目。
校舎のようである。
病棟のようでもある。
渡り廊下からはいって左には壁がある。大概コンクリートでできている。右を向く。向かって左側に部屋があり、右方には窓と階段がある。窓の外には花壇と低木が見える。花壇は、今は葉ばかりで花の影が見えない。
三つ行った部屋では、幻視の試験をしている。大概は試験をしているのだが、この時期は検定をしている。実技試験のような、しかし五分程で事が済む。
白衣を着ている人が部屋にいた。眼鏡をかけている。くるくると癖のある髪を切り忘れているうちに括るようになった職員(研究員かもしれない)が、長さ180cmの折り畳めるテーブル(古い会議室や、教室にあるような三人掛けの)を二つ並べ、上に四機の試験機(双眼の顕微鏡に似ているが台座から色々なコードが伸びている)を置き、自身は少し身を引いてテーブルの傍らに立っている。
手は後ろで組み、胸ポケットにペンをさす。
さて、この手には二片の紙を持っている。
たぶん一枚、薄い方は順路と印鑑を捺す為のものだろう。職員は左ポケットから印を取り出し、ぽん、と捺して脇にのけた。
もう一枚は表に書き込むようになっていて、出した結果と、機器の状態が書かれるのだろう。
生徒を試験するのは、「見える」と確証が取れている状態と対象で行い。
機器の稼働試験も(連続使用の限度とか)同時に行いつつ、生徒数千人に見せるついでに色々な状態を試している。実質、生徒の試験は始めの30秒で終わっている。「見えている間スイッチを押し、その像を下に投影せよ」という説明含め。
その向こうでは火薬関連の実技をしているのではと思われる。たまに暴発音が聞こえるが、誰も気にしていないようだ。
そちらは蓋がされた試験管が幾つも並んでいる。丸薬・粉末・液状取り揃えられている。混ぜるな危険。中身が何であるか、試験管に触れるだけで分かれという。
考える必要はない。制限時間五秒を数セット。思い出すのは名前である。浮かび上がってくる名前である。混合物の名を叫ぶには時間が足りないのだが、これいかに。
歩くとエレベーターがある。三階に上がる。
三階にも部屋はあるが、今は特に何もないらしい。
好き勝手に荷物置場にしている。
ながい。
意外と思い出せてしまったので、情報多すぎて書き切れない。
以上携帯から。だから疲れる。