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    夢に見た光景の話多分5回目くらい

    【悪夢ぽすぎて唸ったので】
     夢に見た光景の話。
     今回死にネタ。自分含む死にネタ。とりあえず正夢に変えないために文章化!



     それは本当は、ワゴン車との逃亡である。
     だのに走る暇もなく囚われる。タイヤが撃たれて横転する。シートベルトに挟まって、そのまま撃たれる一周目。目が覚めたので水を飲む。
     これはある山の下り坂。逃げ切れなかったので今度こそはと、一晩早く出発してみる。山を下って野を越えて、川を越えられずに射殺。携帯電話を確認して、寝返り打ってどうにか落ちる。
     ならばと行動を起こさず潜伏してみる。急げとせかすのに聞き入れず、移動の手前でバールが突き刺されて、ドアが開く。腰の高さで一斉掃射。ちくしょう、まだ五時か。
     潜伏期間を少なくしてみる。情報提供者に裏切られて即終了。
     ワゴン車に乗る全員は助からない。だから少し動きを変えた。みんなで逃げずに回避行動。腰の高さの掃射なら、先に床の下。ものすごく重たい足でかけだして、目覚まし。


     一晩で何回死んだんでしょう……。
     みんなで逃げるために色々やって、でも他の人は覚えてないから行動変えようとしてくれなくて、その説得が疲れるわ、しかも逃げ切れないわ、二回目はお縄につく余裕があったのに、いつの間にかその場だし、三回目あたりまでは礼状があったと記憶しているが!
     火山研究所シリーズといい、今日のものといい。夢を夢と知っているけどとにかくその場も現実で、だから懸命に努力するんだけど、結局みんな死ぬのかー……みたいな……はは。疲れる……。
     疲れて疲れて、最終的に自分だけ助かろうとして、だからか足がものっそ重くて、うあああああ、としか叫べない感じ。

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    ほんのちょっとあいしていて、


    【えっときっと好きということ】

     ほんのちょっとあいしていて、ほんのちょっと距離が近い。近さの種別を隣の人は、自宅の距離と言うけれど、部屋の位置だと言うけれど、時々不思議にくすぐったい。耳の産毛がぶわっと立った朝焼けは壁の向こうが騒がしい。


    【安全地帯の二本線】
     渡りそびれた大通りの、安全地帯に乗っている。進まず、片側だけで三車線もある道のほとんど真ん中に呆然と立って、信号が変わるのをじっと待つ。すれすれを行く金属の固まりの排気ガスにあおられた。今朝の大雨の水溜まりが跳ねあがった。ほらきた進めとなにがしかが叫ぶ。


    【傘を】
     いかがと聞いたのに、どうして雨があがるんだろう。

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    どなどなされただけのこ

    てへー。失敗失敗。レポメモが書かれているノートも忘れた。グインの続きも忘れた。忘れん棒は誰が持っていたっけか。



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    診察準備ちゅう

    お出掛けの準備ばんたん。



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    朝起きたらわんこ

    犬の鼻先の空間に頭があったと思って頂ければ。



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    夢の話で締めくくったので

     また夢の話から。


     無事に生き抜くことができまして、年の瀬を越えた白沢です。昔は借金取りが大騒ぎするのが大晦日でしたが、今の世はそんなこともないのでよくなったのかそれとも悪くなったのか……。
     現在服喪中につき、即時のご挨拶返しができません。こちらからの年賀状送付は控えさせていただきます。
     喪が明けた後、いただいた年賀状の返事を送らせていただきます。毎年毎年、いつも会う方から送られてくるのも嬉しいものですが、年賀状友達からとどくのも楽しみにしています。
     会っていない365日程度の時間を数行の言葉に濃縮してくれるんですから、読み応えもあるというもの。
     縁を繋ぎ続けたい方にはこちらからも毎度年賀を送っておりますが(別れる前に住所聞き出したかたに限りますけれど)、今年ばかりは、すでにとどいているものにご返信さしあげる、という形になります。
     来年からはまた送りつけます。諸々、御容赦くださいませ。


     さて夢の話です。年末最後の夢で、わたくし、悶々としてしまいました。
     目覚めて、まず「そりゃあないだろ」「嘘ここでおしまい?」だのと叫んで、何ごとかとじゅにあさんに思われました。
     視点であり語り手でもあったはずですのに、謎を解いた弟君がお兄ちゃんに耳打ちした内容を聞くことができなかったのです。
     話の続きを考えようにも、この弟君の台詞が解答なのでどうにもできないのです。ナレーション係に情報を総てくれなかったわけであります。
     続きが気になるんですが、どうにもいつも見る街の住人という気もしないので、きっと単発ものです、この夢――つまり無理。……隣町シリーズ火山研究所が単発でいいので、こちらのシリーズ化をお願いしたい所存です。兄がいいキャラだったんですよ。しかもどう考えてもハッピーエンド。光の波の夢ではなく、影との戦いの夢ではなく、火山研究所で溶け死ぬ人の夢ではなく、石畳と煉瓦の街の銃撃戦もなく、海鮮市場の腐臭もせず、果ての見えない地上駅でもなく、なんとも素敵な光景だったのです。
     建築家が残した写真も、奥さんが抱えていた下手な縫い目の――適当につくった感溢れるフェルト製のぬいぐるみも。

     初夢に期待をかけてみたのですが、兄も弟も冒険に出かけてしまって、出て来てくれません。これはもう、忘れてしまうしかないようです。



     初夢のお話しをひとつ。
     乗っていた鳩バスの後ろで、立派な鞍をつけた駱駝に乗っていた大久保利通が撃たれた。そんな夢。

     いくらなんでもそれは――! ありとあらゆる意味で時代考証無視しすぎだろっと思うしかない年の初め。

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    夢に見た光景

     12/31日の朝目覚めてもってきた記憶。



     ある建築家が妻を迎えたのを機に自宅を建てた。
     壁はクリーム色、二階建てで庭付きで、直径十センチほどの木を二本渡した柵で隣家との区切りをつくっている。明るい黄緑の葉を揺らす庭木がたくさん植わっていた。赤い煉瓦でこしらえた花壇にマーガレットやらノースボールやらが植えられている。
     内装は白を基調にしている。表面が少し粒だっていて、塗った壁のように見える壁紙、キッチンボードも乳白色。
     リビングにはふかふかしたカーペットが敷かれていて、クッションと座布団と、ローテーブルが乗っている。ローテーブルは奥さんの領域。小学校高学年の行動派のおにいさんと、彼よりは温和しい、二歳下の弟が一緒に座っている。弟氏の連絡帳と兄の漢字ドリル、赤い油性ボールペン、毛糸玉と編み棒。
     兄がクルクル回している懐かしさを覚えるデザインの鉛筆。ついている消しゴム部分はすっかりなくなってしまっている。真ん中はくぼんでいて、折れた鉛筆心が深く刺さっている。
     建築家は最近帰っていないらしい。なくなったのだろうと思う。
     奥さんはテレビのスイッチを入れた。いつものように光が通っているのを見て微笑んでいる。
     夫は虹が好きだったのだ。とにかく七つという色を好んでいたのだった。だから彼女は毎日きっかり、夫が仕掛けた親指の爪ほどの小さな七つ色を部屋に落とす。
     兄氏は宿題を終えて庭に出た。弟氏はそのまま母と一緒にテレビを見ている。CMの間は脇に置いた本を手にとって黙読する。奥さんは編み物をしながら、そうねぇ、なるほどねぇ、とテレビの出来事に相づちを打っている。

     客が来た。
     夫がいなくなってからたびたびこのふたりが来るようになった。
     ひとりはがっしりした体つきで、奥さんの兄の友人である。肩書きは捜査官らしいが、どの機関に属しているのか奥さんは知らない。もうひとりはその上司のようである。捜査官よりは動きが鈍そうな体型をしている。二人は革靴を履いてくることが多かったが、たまに「少しかしこまったような気のするスニーカー」で玄関マットを踏むことがある。今日は例外の方だったようだ。
     車を敷地内のスペースに止めて、そのカギを片手にインターホンを押す。インターホンに出ると、大概上司声がする。
     奥さんは毎度のように長いスカートにつかまっている弟氏と一緒に玄関に出て、二人を招き入れる。
     玄関にはたてつけた下駄箱がある。奥さんの腰の高さより少しだけ高い。兄氏が頭をぶつけたくぼみがある。玄関向かって上がり框の右の壁に、奥行き二十センチほどのかまぼこ形の穴がある。夫がいたときから何かを置いたことはなく、かまぼこ板の真ん中に円と四角が書いているのを毎日みがいていた。
     ふたりの客はその無駄な――カギ置き場でもないし、花瓶があるわけでもない――スペースに目を走らせるが、特にその場では何も言わない。
     弟氏はふたりだと解るとスカートから手をはなしてキッチンに行き、客用湯飲みと急須を出した。電気ポットはまだ触ってはいけないと奥さんに言い含められているから、弟氏の仕事はここまでである。
     このふたりが来るとき、いつもこうなる。兄氏は大抵外で遊んでいて、弟が兄について遊ばないときに限ってくるのだから、何か示し合わせているのかしら、と奥さんは思って、いつも小さな笑みをこぼす。

     毎回のことを話すのである。
     夫がいなくなって不自由はないか。ふたりの息子は元気か。この先は大丈夫か――。そうして、ふと捜査官が顔をあげた。そういえば、とすっかり冷めたお茶を奥さんが淹れ替えようとするのを制しながら、
    「あいつが自宅に隠しているものの噂、とやらがそこかしこでささやかれているらしいんですよ。ええ、秘密の宝だとか、本人が酒につぶれたときに――睨まないで、聞きかじった話です。俺が飲ませたんじゃありませんて。もちろん、それは奥さんです、とか、俺の宝はふたりの息子、だとかではないとね」
     そんなことを言う。奥さんは目をしばたいて、
    「ここに住んでいるものではなく……?」
     ぐるりと見渡してそれでも思いつかず、視線をテレビに投げた。
    「ほら、ここはあいつが設計したでしょう。このテレビだってそうだ、妙な改造をしてくれて」
     捜査官はテレビの側面にある小さな光る穴を見た。視線を近くの壁に向けると、虹が白い壁に映し出されている。具合よくさした影と、七色の偏光。夫が家の至るところに仕込んだ三稜鏡の仕業だった。


    (つうわけで、何か謎解き的なことをするらしい大人組。遊んでいながらちゃっかり話聞いている兄弟。
     階段だとか二階だとか寝室にも仕掛けがあり、壁から秘密の引き出しが出て来たりとかした。
     とりあえず宝は実在する。
     夫はその詳細を奥さんに話していない。
     子ども達も聞いたことはない。
     玄関の仕掛けが宝のカギの鍵である。)


     家の裏は崖のようになっていて、すぐ下にマンションの屋上がある。兄弟はよくそこで遊んでいて、リビングで首を傾げる大人を尻目に貯水槽に寄りかかって話をしていた。兄はゴム製のボールを足でもてあそんでいる。弟は枯れて変な匂いのする草を引き抜いて遊んでいる。
     はた、と気づいた兄が弟を引きつれて玄関へ走る。奥さんがいつもしている仕掛けの操作に一つ、二つ、動作を加えて鍵っぽいもの取得。大人に邪魔されないよう、確かめに行こうと走り出して。



     ……白沢さんちの目覚ましが鳴る。


     誰かこのあとのオチと宝物の正体を考えてくださ、い……。そんな失意の年末。

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    「いいよ、いいよ、次、目線こっちー」

     松陰神社にて。一同、神社観光そっちのけで猫に群がる。

     みんないいおとなである……。



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    学位しゅとく

    どべうちせとと







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    おともだち。そして別離……

    黒いおめめのじゅにあさん
    原っぱ走って見つけたそうな
    赤いおめめのお友達
    雪の上で見掛けたそうな
    ご一緒いかが? て橇だして
    南天の枝を払ったそうな
    遊んだそうな
    歌ったそうな




    これ以上続けると、この手のらしく暗くなるからやめておきますねー。




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