作品執筆を進めれば進めるほど、アシュレイ・グレイという人が見えてきますねー。
なんだか発見の連続で可笑しい。
そして進めれば進めるほど、それぞれの国の位置関係が浮かんでくるというのがまた。
人様に説明するときは「地球の地図に置き換えるなら」と前置きしないと説明できない気候条件だとか配置なのです。なので言葉にする度違うなー、いや位置ずれてんよ、とおもいつつ。
でも他にどういえばいいのかー。
はっは。
日頃は「勿体ないオバケ」に取り憑かれている白沢ですけれど、今回ばかりはたくさんたくさん捨てています。原稿用紙30枚分くらいは確実に捨ててるなー……。
修正しながら訂正しながら、思い立ったときにいつでも戻れるようにファイルを分けているので、総てが終わったら比較考察してみるのもいいかもしれない。
もちろん、旅人の一番最初の形「ソラさんが彷徨っている絵本」から、10枚小説から、30枚小説から。
30枚小説の内容とほとんど被っている話を書いているのにそこからの再利用が10行程度である、と言うのに気づきましてね。この時点で、あ、もう30枚分は捨ててるやー、とかりかり頭かいたのでございます。
ほんとは、30枚に加筆する形でいこうとしていたんですよー。したら楽じゃないですか。規定字数(原稿用紙80枚超)のうち三分の一は終わっているってことですよ。すっごく楽ですよね。
だけどね、ソルさん視点の三人称とアッシュ視点の三人称は違っていて、視点変えた時点で総て書き直しが決まったのでありました。30枚小説はプロット替わりになっています。こういう流れよん、っていう。ラストも違うし。
今再利用組は、どっちかというと部誌の原稿かなぁ……。最初の旅人創作「やさしいはなしのための試し打ち」はどうも使えないし「入試用創作」も何とも使い辛い。せいぜいピアノの描写くらい。
あとはノート一冊分の、授業中のラクガキ。
大学はいってからの書き直しとか叩き直しの物語は、そういえばあんまり再利用がないかも知れません。いつも適度に再利用しているので、改めて高校時代に書き直したものとかと比べると、ですが。
百花第壱部と第弐部合わせるつもりの「In the~」なんかも。それはそもそもの舞台を変えた所為だと理解していますが。
旅人は、場所も時間も関係率もほぼ同じなのに、どうしてこんなに再利用できないんだろう。
もっと楽したいよー。嘘。別の書き口見つけるのが楽しい。
メルフォレス。