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    西村、「だけど本当に、好きだったんだよ」

     バイト先で館内放送用のマイクを見る度に思い出すのですよ。

     思い出させる装置として、本来なら滅多にお目にかかれないものである、ということは非常に喜ばしいのですが、今は毎週二回は見ているので、こう、ちょっと、ねぇ。

     世界は基本的に自分のもので。
     だから多分、暴くことを怖れなかったであろう時代の言葉は、今思い返すと残虐が過ぎていますね。
     進行形のはずの感情を、「好きだったんだよ」としか言えなくした言葉。なんて酷薄だったんだろうかと。
     その時同じ空間に、二人だけだったからこそ、親しかったけど仲良くはなかった相手にどうにか言えたひと繋ぎ。声をかけていいか躊躇われるほど、痛切であったと。

     身内サイトで言っても、とっても意味ない気がするんだけど、とりあえず、多数の目があるところで、
    「君、僕のこと好きでしょう」
    って言うのは止めてやれ。

     私に言い換え可。てか、白沢は両方の場面を間近で見た。
     居たたまれない。
     ああ、好きだよ、なんて並のプライドがあれば言えないから。
     好きだったんだよ、としか言えなくなるから、止めてあげてください。
     ……と、考えながら「ただいま牛乳パンが焼きたてでー」「夕方特の市と致しまして」とマイクに向かう白沢です。いつも。好い加減、この思い出もどうにかしてやりたい気がします。
     「だけど本当に、好きだったんだよ」と、泣いた彼のためにも。


     そこまで思い出したところで、白沢、小学校時代に「あ、赤くなった、やっぱりね」とヒノエによく似た言葉を言いはなったヤツがいたことも思い出しました……。なんてイモヅル式。
     これが、可愛いね、だったらヒノエだよ。思いっきり笑い飛ばしてやるのに。おしい。

     ……「認めたら? やっぱりキミ、ボクのこと好きなんだよ」はもう、笑って許してやれるのですけどね。多分それは、「認めたら?」がついている所為だと思います。暴く言葉じゃなくて、促す言葉だから。
     そんでもって多分、そう言われても仕方ないくらい聖都に行っていたから(笑)
     決して! 勝平さんの声の所為って訳じゃないも。


    本日の更新

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    【西村義高】

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