ギアスの話。
ラストシーンのね、オレンジ畑ね。殺す側とか支配する側から育てる側になったんだな、という。ただ搾取するのではなくて、手塩にかけて育てた結果を収穫する、というのが「過程」も「結果」も重視できるんじゃないかなーと……。
色々な補完は、スザルル、ルルスザその他にまかせまして。
カノンさんとにいさまは本当に変人で似たもの主従だったと思いました。最後にがっかりさせられたなーカノンさん。
カレンさんは贔屓されすぎてる感ありますね。触れてわかり合う、対面しないとわかり合えない、を後半がっつり書いてきていて。
なのにカレンさんはルルに触れたときに解らなくて、表情探っても真意に気づけない。遠目にゼロの姿見たときに察してしまう。すぐ傍に居続けたカレンさんだからこそ、傍にいないときに理解できたっていう感動が一入ですね。
ルルの内実にまったく踏みこまなかったカグヤさんが、何もなくてもルルの望み(どこまで解っていたかは判ぜられませんが、生きて捕らえる=未来に繋げる)のとおりに行動できるなんてステキじゃないですか。
ルルのやったことは複雑な政治の問題のようで、地球上とか世界中の平和のためのようで、「単純な恋愛の問題ですわ!」と何ら変わらないんだよねぇ。
恋の比重はとても軽かった(ように描写されていた)のだけど――。妹への愛情。友情もまた愛の形のひとつだし、なんだかんだで情に流されやすいわ、情を移しやすいルルですから……どこぞの、TSのホームズのようにばらまきましたもんね、支援効果。
副官的幼なじみ・恋人になりそうな人・腹違いのきょうだい(または偽りの弟)・親友ってほとんどホームズ……。
Sドリンク飲んでよく頑張ったね! ルル!
Sドリンクないと走れないものね! どこのヒロインかと思ったよ! 肝心なところで転ぶし、そこかばわれるし!
いいたいこととか感じたこととか考えたこととかたくさんあるなぁ。
オリジナルなので、毎週ドキドキしながら見れたんですよね。
メディアミックス作品も好きだけれど、やっぱり手に汗を握れないので……。彩雲国と一緒。結末が半分くらい解っていると、あんまり燃えられないのです。
あれですね、学生時代なら、ギアスページつくっていたはずです。