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    君は何を見ていたの

     たいがい俺的イメージソングがあったりする創作物ですが(主に真綾さん曲とか真綾さん曲とか)、たいがい合唱曲であるかも知れないと思いました。橋本祥路を通らずに大人になれる人なんていないと、久しぶりにその辺検索すると感じますね。いや、うん、多すぎだろう……。似通った理由で、谷川俊太郎も回避できない運命ではないかと思われます。
     自分が歌ったことのある歌というのは無論好きで引っぱってきているのですが、歌わず終わったものにもずいぶん影響を受けている気がします。

     新しい光の中で私は爽やかな青い空を見た
     新しい光の中で私は暖かい人の声を聞いた
    「樹氷の町」竹岡 範男より。
     
     どん底に見えても希望的何かを最後に提供してくれる歌が好きなんだ。途中の転調ぐらいでいいので。あと伴奏が綺麗な曲。

     ……なんでこんな逃避しているかというと、ちょっと「あれはないだろう」ということで「愛は勝つ」のMIDIをあさりに行ってきたからです。


     ……あれ、なんだか「夢の世界を」がDear my Princessに聞こえてきた……。

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    取りあえずの目的は、そうだね

     取りあえずの目的は、そうだね、三十二年ぶりに君に会いにでも行こうか――。
     ゆるゆると起きあがったとき、まず浮かんだ言葉に驚いた。そんなに時は経っていたろうか、懐かしく思うほど僕の。




     …って書出しだけがあって……実はこのあとどう展開させようか非常に困っている。

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    Retro、三本のケーブルはそれを知らせるコードである。

     君の姿は見るたびに、だんだん小さくなっていく。
     つきだした骨に、皮膚が引っぱられているようだ。
     西村佳純はそうやって、私の前でゆがんでいく。

     Retro更新終了の話。
     書きたかったことがある程度終わったので。今後増えるとしたら遠藤家の話くらい。あと単発もの。

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    ストック

    こぼす
    音声にする
    音にする
    口にする
    言葉にする
    言葉にかえる
    声にする
    声に出す
    声を上げる
    声を通して
    伝える
    吐息に混ぜる
    唇にのせる
    息にのせる
    声・言葉・単語を紡ぐ
    空気をふるわせる
    ささやく
    つぶやく
    ぼやく
    告げる
    耳打ちする
    喉をふるわす

    見る
    見つめる
    見入る
    見出す
    眺める
    眺めやる
    青眼を向ける
    目を向ける
    視線を投げる
    視線をやる
    流し見る
    認める
    視線をあわせる


    音色
    調べ
    旋律
    奏でる
    弾く
    弓を引く
    擦れて
    擦弦音
    打弦音
    叩く
    押す
    響く
    聞こえる
    放つ
    譜面を追う
    オクターブを
    ポジションを変えて
    共鳴する
    鳴動する
    空気を振動させる
    空気を渡る
    届く
    飛ぶ

    歩く
    進む
    足を運ぶ

    ピアニストの平らな指先
    弦ダコ
    深爪
    顎に痣
    弦を押さえた跡
    左指の線
    潰れている

    ふわりと
    片笑む

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    にんじんソードその1

    【国歌斉唱】


    (一同、起立、礼)

     うさぎのくには よいおくに
     みんななかよし みんなでいっしょ
     べーたかろちん びたみんえー
     だいだいいろで あかいおやさい
     にんじん にんじん
     にーんじん にんじん

     うさぎおうこく みなよいこ
     おかしにけーき ごはんもなかよし
     しょくもつせんい びたみんしー
     みどりときいろ おいしいおやさい
     きゃべつ かぼちゃ
     にーんじん にんじん

     にんじんたくさん えらいこ(よいこ)
     にんじんすごい たくさん(よいこ)
     だからにんじん いちばんだいじ
     だけどにんじん いちばんだいじは
     おいしい にんじん
     にんじん おいしい
     にんじん にんじん
     にーんじん にんじん

    (一同、礼、着席)

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    長袖から覗く腕は白琳

     ……と書こうとしてハタと気づいた。
     白琳は造語だ。白琳の王冠だとか右手だとかでがっつりがんがん使っているが、造語だ。
     琳、というのは美玉のこと。あと玉の美しい音「凛々」「磷磷」とかと被せて使える予感がして、使ってしまうのだけれど「白琳」はカイカノン用の造語ですよー。コクテイとかコクケイとか使っちゃいけませんよー。
     と、自分に言いきかせる。
     せっかく「陽羅」「月紗」を控えたというのに「白琳」使っちゃだめだろう。

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    にんじんソードその0

    【■ 前日準備】

    (本能に従ってふたりの魔法使いは当然ながら人参を悪用すべく策を巡らす)

     ここはちいさなうさぎの王国
     みんなが仲良くにこにこと
     平和に楽しく過ごしていました
     とくに王様ぐらんと孫王子じゅにあは仲良しで
     王子はお父さんがいないことも
     忘れるくらいに幸せでした

    (ふたりの魔法使いはその席に着いたときから自動的にそのように機能する)

     魔法使いが現れて大変 うさぎの国は上へ下へ大混乱
     数十年に一度の大豊作 翌年に魔法使いがやってくる
     王様ころころ転がって 悩んで悩んでおめめが真っ赤
     王子ころころ転がって ぽてぽてあるいて心を決めた
     他の民達てとてと歩き ぴょんぴょん跳ねて城を見る

    (魔法使いは手下を増やし畑を雪で覆ったり人参を高額の薬にした)

     大好きな人参が食べられない
     みんな一緒にしょんぼりと過ごしていましたら
     王子がぴんと姿勢を正しました
     王様ぐらんの前に出て孫が魔法使いを倒しますと
     王子はいない父母にかわって
     幸せな国のために立ち上がりました

    (魔法使いがちょっとだけ残っている記憶を探ると城の様子は簡単に調べられた)

    「ちがうのだ! ニンジンは、ケーキやシチューになるために
     おいしくやさしくつくられて、みんなで分けて食べるのだ!
     ぼくに続くんだ、みなのもの! ニンジンと他のおやさいと
     ぼくらの未来のために! セントキャロトアンドコーライ!」

    (魔法使いはお耳をちょんと傾けてセントキャロトアンドコーライと復唱した)

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    にょろよ

    彼の忘却により、彼の物語は終わっていた。
    この書物が書かれる前に――彼女の物語は終わっている。

    歌は何の外的なものの力も借りずに「うたわれるもの」である。


    応えよう。ギルベリアの町が描く高さある円陣はその為の機構。
    石畳の道が幾重もの円をしるし、家々と雪の逃げ場が紋様を描き、階段が各魔術円の階層をつなぐパスとなり、いと高き黒塔は砲台になる。
    真っ白な雪中で純粋なる黒と声を上げる。
    蒐集し収束させ、仮にも魔術師の都なのだというように。
    収束魔術は矛先を天に向けて、これまで溜めこんでいた総ての魔力を発射した。

    (小国であるにもかかわらず、ギルベリアが強大な影響力をもつのは収束砲をもつからである。やや嘘)

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    一本できあがりました……

     神城さんとのメッセの後、そこで話していた内容が広がって、

    「15編以上の詩のようなもの」

     ができあがりましたーみすてりー。
     そのままのノリで書いたので、じゅにあとぐらんぱがご出演。相変わらず白沢さんらしく、小ネタしこんでありますが、できちゃいましたー。あっは。
     この集中力を別のところに活かせないものだろうか。


     章タイトルはこんな感じッ

    〇 前日準備
    一 国歌斉唱
    二 開会の辞
    三 祝いの言葉
    四 右方の歌
    五 別れの言葉
    六 左方の歌
    七 証書授与
    八 王子の言葉
    九 王子の歌
    一〇 記念品贈与
    一一 王の歌
    一二 閉会の辞
    一三 斉唱
    一四 退場
    一五 現状復帰



     では、以下隔離。国歌斉唱の部分です。

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