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    旅人、スイランの見解

     3/4の更新。

    書倉庫→旅人の歌、は→『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【Soloist いつもはふたりで】

     第六章冒頭部分……。五章【Sol La】の最後の方とあわせて、音楽的な何かの羅列になっているところです。
     制作中面白かったのが、どちらも音楽をかじっていないとわかりにくい、ということは同じなのにこのシーンの方が読みやすい事実でした。こちらのシーンの方が平易な日本語であり、またイタリア語もドイツ語もあんまり出現しないからです。
     縦書きの日本語に横文字が入っているだけでこんなにも読みにくいのか、と感心するとともに――アッシュくんと一緒に混乱してもらうために、あえてそのままにしました。五章の方はルビについても指摘されましたが、半角文字だから他のページよりも文字が詰まっているし、アッシュ同様わからない方が面白い気がしたのでルビなしで特攻。サイト版もそんなです。
     アッシュはかみ砕く余裕がないのでそのままでしたが、かわりにこちらでは、内容をかみ砕く余裕のあるスイが話し手で視点なので、ポジション、などがカタカナで表記されています。

     この場面でスイがやっているのは基礎中の基礎。彼はこの練習をするたびにメトロノームのテンポを変えています。毎回違うテンポで同じ練習。それからたぶん、速く・中くらいで・遅く、の三回はやっていると思います。
     ピアノ教本で言えば「TECHNIC」の領分でしょうか。あれは両手一緒にひたすら「ドレドレドレ……」「ドミソドファラドソシ」「ドドレレミミファファソソ」やっていましたねぇ。「ドレドミソー、ソファソミドー」なんかはいい感じに頭が絡まりますよ。ある認識の仕方をしているとね。鍵盤の配置的な覚え方をすれば、また違ったのでしょうけれど……。
     高校時代の授業風景を思い出しながら「ほとんど素人」もやる練習をさせています。音を綺麗に鳴らす、規定の長さで鳴らす、弓の使用範囲も想定通りにする、という。弓と音をコントロールする鍛錬でもあるのではないかと。ずっと音階を何度も弾く、そのうえで音をぶれさせない訓練でもあるのかな。
     全弓使うのって難しくて。さきっちょから手元まで一拍で使う思い切りがなかなかもてなくてね。そしてさきっちょの方は、体格的に優れているとは言いがたい白沢はちゃんとした姿勢と腕の動きなら弾けるはずなのですが、できなくて(笑) ごまかしながら弾いていたので――イマイチなんですよねぇ。
     腕の伸ばし方とか綺麗に弾くのには必要なのですけれど、やっぱり居眠り半分だったので……なんでコルダ発売してなかったんでしょうね、その頃。してたら真剣にやったろうに。


     内容的なこと。
     ここでうっかりスイ視点です。百枚くらいひとりの視点で一貫して書こう・書かなくてはと思っていたんですが……。まだまだ、アッシュの視点のままアッシュをどうにかする技量がないですね。
     アッシュの視点だとこれ絶対台無し。ここにアッシュがいたら主役のソルさんがまったく、ねぇ。
     ふたりっきりで、男の人の個室で、手が触れているんですよ。ここにお邪魔虫いらない。そんな訳でこのあたりだけアッシュくん退場です。

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    旅人、解答編

     三月二日の更新。

    書倉庫→旅人の歌、は→『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【Sol La 空のてのひら】

     とにかくフェンリィ・ウォーロックのために日本語で韻を踏みまくった記憶です。
     文末の音が同じという踏み方でなく、内容レベル単語レベルですね。

     「シケンがシュダンがセイシンが」とか。
     一音目で「イ段」「ウ段」「エ段」。
     二文字目は「エ段」「ウ段」「イ段」の逆順で踏んでいます。
     「シュ」に関しては音と文字の重複ですがね。あと語末の「ン」ですか。セイシンに関しては普通はショウジン、と読むのでしょうが、ウォーロック氏の我が儘だと思って許してください。
     他作品リンクの小ネタ的には鳴海聖が所有する式神的ぬいぐるみ「天藍」「海藍」「雪藍」は「空にまぎれ、海にのまれ、雪の影に沈み」の引用です。
     「虚空に腕を伸ばすようである。水に手をさらすようである。炎にさしこむと燃え尽きる。灰をすくえば旋風にさらわれる。掌中の砂はこぼれて落ちる。世界の弦(イト)を手繰るのは、陽羅(ひかり)の後ろと月紗(ひかり)の先手のわずかな隙間を歩み続けるようである」
     が、順にギルベリア的属性分類、融・深・焔・芳・朗・瑶・彩・影・華をあらわします。

     白沢だけが楽しいですね、この部分。
     で、更に内容的にはスイランとアッシュの過去に繋がります。

     手繰り寄せても見えないらしい《律》は、律令制の律、さだめられたこと、刑法などの法をさしているようです。また音階をさだめる律でもあります。平均律とかの律ね。自然な音を均等に整理したのがピアノなんかの音階、十二等分平均律。世界研究のためかなんか知らないけれど、人の言葉に世界の構造を置き換えた。が、ために実情からずれたのがフェンリィ・ウォーロックの仕事。
     平均律はとてもわかりやすいけれども、本来の音からはずれているのです。「正しい音」を認識させるなら、ピアノ教育ではなくてヴァイオリンなどでお子さんを鍛えた方がよいそうです。あれはその場で弦を抑えて音をつくるので純正律です。近似的な音ではなく、ソならば正しくソの音になります。ピアノの音は人間につくられた音ですから。
     まーでも、ピアノはいいですよねぇ……大きいし、頑丈だし、重いし、少なくとも踏み抜いて、うん万(何十万ですね)がおじゃん、はないですもの。こどもに与えやすいですよねー。象が乗ったらダメだけど、ちっちゃい子くらいなら大丈夫、という度量の広さがある楽器です。何か間違っている。


     ちょっと待て、本文ではない作中作でこんなに語ってどうする……。
     本文のですが、「旅人の歌、は」らしく白沢が美しいと感じたもの、見てみたいと思ったものが詰めこまれています。
     結露でできる模様。実際にそれができるところをいつか見てみたいなーと思いながら書き書き。ついでに、この現象がそのままギルベリアである気がします。うまくはまりました。
     そして、スイさんがちょっとポエム脳……。

     チェロケース。何かの本で(多分金弦関連/もしかしたらサ/ラ/サ/ー/テ)航空機に搭乗する際、チェロはひとり分の座席をとって機内に持ちこむ。通常のケースで強度や安全が不安だったら、更に強度のあるケースに緩衝材を詰めまくって、いつも使っているケースごと入れることがある。というのを見て以下妄想。
     ある部品だけが残っているのは、その部品が取れたり折れたりしたら買い直す方がましな感じになる、とそれもどこかで小耳に挟んだから。
     これは作品の途中経過を見てくれた友人と共通の見解ですが、ソルさんが遠慮なく魔術的なことを語り出すと、元々熟語で喋る方なので異常に紙面が黒くなり、いや増して難解になるのです。
     「代々延々~」あたりなど特に。アクラム様のお歌のような漢字率で。
     デットデータとリビングデータというのがあります。
     上書き可能なデータとして存在するものはリビングデータ、プリンタで出力したデータはもはや上書きができないのでデッドデータ、というとか何とか。授業で聞いた話なので、ややうろ覚えのところがありますが。

     あ、これは普遍的なことではありませんが、というか確証のあるものではありませんが。
     女性の人名名詞の語末は「A」「E」が多い気がします。逆に男性には「U」「O」が多い感じ。また女性の人名詞は男性の人名語尾に何かくっつけたものが多い印象です。専門で履修したわけでも研究したわけでもないので、あくまで印象の話です。

     そして、何度かつぶやきましたが、ソルの口調で会話文を打つと、地の文まで短文になってしまって、非常に難儀した覚えがあります。
     今見ても、いつもの白沢の地の文ではないな、と思いますから。

     最後のシーンは、後書き部分で随分注釈いれているので、ここではスルーしましょうか。

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    旅人、水の生まれたところ

     本日の更新
    書倉庫→旅人の歌、は→『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【水】

     黒主体のモノクロから白主体にページ配色が切り替わりました。目にいたい!
     ちょっと動作確認中に目がシバシバしました。NEXT・PREVの確認周りで。

     黒サイドの「書架にて」と同様、メイン物の過去説となっております。
     これは多分、全文、サイト掲載用ですね。そのうえ内容が過去説なので、更新報告時に語れることがなんにもないです……。つ、つまんない……。

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    旅人、なにものでもなく

     本日の更新
    書倉庫→旅人の歌、は→『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【Sol なにものでもない音】

     ここまでが前半部です! このあとは後半部、ここまでさりげなくふっていたネタを全部昇華しに走るのです。……走ったあげく校正の時間が足りず、この章からあとに誤脱衍字が偏っています。見直しと手直しって大切ですね。せんぱい。
     
     サイト用なので容赦なく「たすけてくれたひと」について書き書き。加筆分がそこだけという本来を思いきり背負い投げしている感じがいかにも白沢らしくて笑ってしまいました。はは。彼の名前は月光の人、帰り来し者、來鬼。そのいちばんつよい人。
     倒れた方の彼の物語は、随分と昔のものであります。それこそ、ふたたび起きあがってからの記憶が溢れてしまって、覚えていられずに忘れたくらい。

     書いているときに感じたのですが。
     この章はこの描写で正しいのでしょうか。アッシュが読んでいる本で再生されるこの記憶は、ほとんど第一章と同じ描写なので、第一章の記憶を元にして構築されている可能性がありそうな気がして。
     あとで出てくるアッシュの属性を合わせて考えましても、これはアッシュが素直にソルを引き出したわけではないような気がするのです。なんの加工もなく、なんの意図もなく、なんのとっかかりもなく?
     「記憶者はここに、共感者もまたここに、錯覚の器物(魔術の書物)もここに、ある」というのなら、再生される錯覚は共感者の共感する感情によって曲げられているのではないかと。構想期間は長かっただけあって、自分の文章に問題点突きつける事態が発生しました。

     第一章、第四章ともにアッシュの視点である。または第一章第四章ともにソルの視点である。あるいは片方(一章ないし四章)がアッシュで、もう片一方がソルである。のかなぁ……。

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    SAGA、リオン、リヒト、帰り來し

     26日の更新。

    SAGA→白琳
    【しろしめしいろの翠華を】

     邸の主が常磐からリヒトに交代。
     白沢さんワールドの時系列では「天都風」や「旅人」よりあとになります。あれ、本体より先に書いてどうするんだろう。
     位置づけとしては「~すいかを」と「鏡籠もり月紗・上代」を総括したもの。総集編、かしら。あんなこと、こんなことあったでしょう~、のごときものです。

     常磐は中世和建築っぽい邸(障子、襖、互い棚、掛け軸)ですが、リヒトは何でかイメージ寝殿造りです。リヒトの存在そのものの、無駄な豪華さのせいでしょうか。
     秋の物語でサラッと触れてみましたが、このふたりのやっていることは条件や規定が異なるだけで、実質ほとんど同じでありました。



     紙の匂い。新品の本の匂い、インクとあたらしい紙。古い本のほこりと時間が積もったような、むせるような匂い。どちらもやさしげであるのだけれど、何となく、古い本の法が温度がある気がするのです。
     ツンデレからツンが抜けた感じというか。やっとデレたというか。
     読み込んだ文庫本のくたびれた角、丸まってしまった表紙、和綴じ本なら擦り切れていく紐、日に焼けて色が変わった背表紙。 

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    旅人、大絶賛お勉強中

     本日の更新でございます。
    書倉庫→旅人の歌、は→『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【Akashic Records 黒塔】
     随分格好をつけてしまった感があります。タイトルが。
     でも今作品の章タイトル縛りの影響なのですよー。作品タイトルはソとスイの「S」ソとギルベリアの「G」ラとアシュレイの「A」を頭文字にしているのです……提出版は。
     サイト掲載にあたり、文章分割、アウト分追加でそんなの知ったこっちゃないタイトル並びになっていますので、もう今となっては……。
     提出版にはなかった部分。魔術師ランクの話や、カギ括弧でくくった空白の数ですね。あとちまちま各シーンごとに1~10行ほど加筆。

     ここのルビ振り作業は思いきりゲームしながらやっていたので、痛々しさ加減とかいかにもゲーム風ですね。でもテンションが高かったので、とても楽しくルビを振っていました。タグに直したときに、ちょっと、当時の自分を呪い殺すか運命上書きしたくなりましたが……。

     あ、あとこのあたりからスイさんの皮肉なトコや各種ネタばらしの布石が出てきているので、執筆当時は非常に心を砕いて景気よくキーボードを叩いたり授業中に落書きしたりしました。
     でも、あんまりに前にイベントフラグを立てすぎて「そんな前に起こったサラッと受け流した一行覚えてくれると思うのか」と自分ツッコミを入れましたので(読んでもらったときにももちろん入りました。ご意見ありがとうございましたーほんと、うん、自分は構成知っているから解るのだけどね。他の方は知らないところからはじまるものね)、白沢のメモ帳には「○○イベント前振りA」「○○イベント前振りB」「イベント本体」みたいな旗がたくさんはられました。

     次のファイルで本編は折り返しです。やっとです。


     さて、タイトルに戻りましょう。
     ただいま入社前研修をうけてます。楽しいのですが、むずかしいですねぇ。
     視点の位置がこんなに違う、と。色々気づいたりもします……。
     んー、でもネット越しの研修なので、だんだん目が疲れてくるのです……。癒しがほしくなってドクターズランドにお邪魔したり聖地に行ってみたり、なんかついにはアルカディアにも行きたくなってしまいました。なんにしても目が疲れる。
     ああ、そうです、法事が控えているので色々ごたついていますが、やりとりは多分通常どおりにできます。しかし土曜昼から天気が悪くなり、一気に寒くなるそうですね。コタツに籠もってしまう可能性が浮上してきました。なので、ちょっと連絡危うくなるやも知れません。
     あと部活の原稿なんですが。げんこう……。原稿ほしい……。
     あ、そうそう、提出する方の原稿も手をつけました! 時代物、時代物。中世ヨーロッパに飛んだら驚かれるだろうか。

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    旅人、学都

     ほんじつの更新。

    書倉庫→旅人の歌、は→『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【Gilberia 学都の雪白】

     この章から、いわゆる本編。そして、この章以降は加筆・訂正が結構入っています。提出版で見つけた誤字の訂正、文章の追加、削除、改行ポイントの変更。
     ルビがありますので推奨文字サイズは「大」です。
     提出版よりも改行が少なくなっています。見にくい方はソースをコピペして改行増やして読んでください。または提出版のアップをお待ちください。

     何かが爪先に引っかかった。
     爪先に何かが引っかかった。
     爪先が何かに引っかかった。
     爪先に違和感を感じた途端(★瞬間/と同時に)、視界がぐりんと回転した。

     等々が、出だしの推敲例。
     四番が面白いんですが、なんで没ったんでしょうねぇ。
     で、ついでにサルベージしてきた「灰からの歌に」を引きずっていたバージョンを隔離内に格納してみましたー。

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    旅人、やけこげた

     本日の更新

    書倉庫→旅人の歌、は→ 『Ashley Grey』Ashley G Ray
    【Grey 焼け焦げた】
     本編第一章。40*30の日文体裁で2ページです。……いえ、1ページと3行です。
     二学年時に取った講義の中で、「原稿料とは原稿用紙何枚か・またはある体裁において何枚かによって決まる」「それに同じで、規定枚数を超過すればいいのである。そこに書かれているものがなんであれ、仮に、一文字であったとしても」という悪い話を聞いていました。
     収まりが悪いのでやりたかないんです。そういう手段使ったとも思われたくないし。でも、一枚にまとめたかったけれど叶わなかったので、そんな話を思い出しつつ、二行分くらいなんとか増やしました。

     サイト掲載にあたり、ルビを悩みましたが
    1、平仮名に置き換えても構わないものは平仮名に。
    2、ルビタグふりでいきなり推奨文字サイズが「大」になるんだぜ
     っていう扱いに落ち着きました。

     作品そのものに関しては、そうですね、あらゆる意味で序章的なものを目指しました。他の章に比べて総文量が少ないことも、また「彼」が視点であることも。

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    リヒト、麻結、お絵かきの終結の筈

     2008年度第一次リヒト祭終了を告げてみる。無論第二次がありそうな気がしている。

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     創作絵→天都風→八十九番

     リヒトと麻結。
     ポスカさんの白がなくなったので、ハイライトとかはパソコンで。あとは基本コピックでべたっと塗り。これはなるべくべたっと塗りを目指したもの。元原稿はB5に一杯一杯でしたが、原稿用紙にトレスして描き直したのでA4一杯ちょっとたるみ、といった感じにできあがりました。自分用のデスクトップサイズも用意。これで作業すると脅されている感がアップしてはかどるような気がするんだ……。

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    リヒト、鳥、インクが零れたのだ

     そんな……そんな更新報告。

    創作絵→天都風→八十八番
     乱舞している札が濃色である――ごまかしに使ったのである――と。
     念じた言葉は春っぽく! 春っぽく!
     リヒト君が望んだのは、豪華絢爛! 赤と金!
     鳥さんが望んだのは、いつでもリヒトの首をかける場所。

     そんなわけで、今回もスキャンするとイマイチになる金色を使っておりますー。金色。ふふ。しかし鳥さん、色の薄い服が似合わないなー。

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